コーティング剤の種類
シールドワン
2014からガラス系コーティングが主流となりまして取り扱いを辞めてしまいました
世界が注目のナノ技術をコーティングに採用した全く新しい水溶性コーティングです。従来の油性高分子ポリマーの約100分の1という超微粒子の働きにより、密度の高い強靱な保護膜で汚れの浸透を防ぎ、水アカを防止するとともに、艶、輝き、光沢を長期間維持します。 |
超高密度で超平滑な保護膜が車を守ります。その保護膜は「水になじみ易く油になじみにくい」性質を持っています。その為、車が汚れる最大の要因油分に対して最大の効果を発揮するわけです |
ほとんどの汚れに含まれる油分、これが今まで油性高分子ポリマーに馴染んで、密着し水アカになる最大の要因でした。シールドワンは水溶性で超高密度な為、水と油の反発作用によって、汚れを浮かせて密着、浸透を防ぎます。 |
図2の様に汚れの密着、浸透を防ぐシールドワンは洗車の際は図3でも分かる様に水と馴染みながら汚れを浮かせ容易に洗車だけできれいになります。 |
簡単に書きますと、水垢の付着する原因はバンパーなどの塗装は軟化剤が入ってますので弾力があります
温度によって塗装の非常に小さい目が空き汚れが入ってしまい、温度の変化でまた汚れを含んだ目が縮んでしまい汚れが取れなくなります
ナノクラスのシールドワンは超密度の為、汚れが入っていかない原理になります
シールドワンは親水性なので、ガラス系コーティング剤より、黒の塗装面でもウォータースポットが付着しにくい性質があります
プラチナガラスコート
2016年から、取り扱いを終了しました
一番ガラスコーティング剤が適しているボディーカラーはソリッドの白です。
パール塗装やシルバー塗装にもシールドワン同様に防汚処理として適しています。
黒などの濃色車にも条件が合えばお勧めできる事もあります。
完全硬化するのに1ヶ月ほどかかります。表面は12時間程です。施工後雨が降っている場合は当店で預からせていただく事になります
一般的にガラスコーティング剤と言いましても沢山の液剤があります。 マジックガレージのプラチナガラスコートの最大の特徴は珪素率というガラス皮膜を形成する割合が38%入ってるということです。 普通のガラスコーティング剤といわれてるものは5%〜15%程度しか入っていません。 プラチナガラスコートは親水性になります。 撥水効果を謳っているガラスコーティングもありますが、ガラス皮膜を撥水させると、非常にウォータースポットが付着します |
本部の森博士といわれてる人物は20年以上、車のコーティングに携わっている方がいます。液剤を元素記号から作っているベテランです。
最初に珪素率を50%ほどで作って見た所、硬化時間が早すぎる事や斑になってしまう現象が起きてしまい一番バランスがいいのが38%だったそうです。珪素率が多ければガラス皮膜として効果が発揮されるそうです。
そもそも、ガラスコーティング剤が出てきたのはブームによるものなのです。コーティングはガラスコートが良いという噂が先行してしまい、施工金額が非常に上がりました。マジックガレージではシールドワンという実績のあるコーティング剤があったのですが、「ガラスコーティングは施工してますか?」との問い合わせが多数あった事によりマジックガレージのオリジナルガラスコーティング剤を作って頂きました。
他のガラスコーティング剤は出た当初、非常にクレームの多いもので数年後に剥離がおきたり、マダラ模様が出てきたりと、とてもお勧めできる物ではありませんでした。特にトヨタの黒ソリッド(202)などは問題が多かったようです。
ガラスコーティング = 値段が高い = 品物が良い という流れになってしまい当店でもガラスコーティングを施工せざるをえなくなりました。後発ゆえに良い物を‥との事でガラスコーティングを作って頂き低価格でも施工できる事ができるようになりました。
ガラスコーティングの利点は皮膜ができますので、黒のバンパーやモールなども塗布が可能な事です。
ソリッドカラーなどの場合はシールドワンよりもバンパーなど汚れが付着しにくくなります。
しかし、現実的にはガラスコーティングはウォータースポットがどうしても付着してしまいますので、濃色車にはお勧めできません。
黒の塗装にガラスコーティングをすると小傷が入らなくなるとの噂も流れましたが、現実には表面の摩擦抵抗が軽減する事によりキズが入りずらくなるだけであって、皮膜自体が硬度9Hになり傷が入らないといったことはありません。
洗車機に何度入れても小傷が入らないコーティング剤があればいいのですが、黒の塗装などは幾度の洗車で小傷が入ってしまいます
ので、黒の塗装は年毎のコーティングが必要となります。
他のコーティングは5年保障や3年保障と謳っている場合がありますが、当店では正直に申し上げまして黒の塗装の場合は年毎の磨き処理が必要と考えてます。
ガラスコーティングの施工金額が高いのは、液剤が硬化してしまうので1台使いきりなので液剤自体がかなり割高になってしまうからです。
その他、使ったウエスやスポンジなども使い捨てとなりますので、経費がかなり上がってしまいます。
値段が高いから良いというものでもありませんから、常に最新の物はチェックしていきたいと考えています。
シールドワンネオ
シールドワンの汚れが付きにくい特性にガラスコーティング剤の光沢を持たせた素晴らしい液剤と進化しました。
シールドワンネオの珪素率は10%ぐらいです。
コーティングの種類としましてはガラス系になります
お車の色や状態によって部分的に使い分けていきたいと考えております。
塗装との相性もありまして、部分的にネオで他はプラチナなどこちらで判断させていただきます。
ガラス系コーティング剤のエシュロン
エシュロンの特徴はトップコート剤を替える事により、弱撥水などの効果を持たせられる点があります
車の色が濃色車の場合に撥水をしてしまいますと、ウォータースポットが付着してしまいます
屋外駐車となりますと、ウォータースポットが付着する可能性がありますので、ご相談させて頂きます
屋根があり車の色によってはお勧めします
PGグラスバリア
H22年12月からは、キングベールがお勧めとなっておりますので、現在は液剤を持っておりません
撥水と親水があります
撥水タイプですがメーカー塗装によっては撥水力が弱くなるかもしれません
撥水タイプは毎週洗車出来る方にはお勧めです
トヨタ、三菱、スズキ、ベンツ、BMW、ゴルフ、アウディなどは施行可能です
PGグラスバリアは浸透力が強力な為、塗装が柔らかいスバル、ホンダ、日産の一部の車には施行できません
低撥水タイプ | |||||
水をかけたり多量の雨が降ると、水が汚れの下に入り込み汚れを流し落としやすくなります | 低撥水タイプイメージ | ||||
超撥水タイプ | |||||
撥水させることにより、塗装面に残留する水分を低減させ、大気中の浮遊物等の汚れが吸着するのを防ぎます | 超撥水タイプイメージ |
上の写真から塗装面に緻密なガラス質皮膜が きれいに密着していることが分かります。 ガラス質皮膜の表面は、大気中の水分を取り 込みやすく、常に潤いのある光沢を得ることが できます。 |
SMCプロテクトコート
2012年の時点でキングベールがお勧めとなりまして、現在は施行施行しておりません
低撥水(滑水)になります。
黒に適したコーティングですので、明るい色合にはプラチナガラスコートやキングベールなどが適しております
クリアーが吹いてないソリッドカラーにもお勧めです
撥水のように水が転がるのではなく、水が流れ落ちる感じになります、弱滑水のような感じです
しかし、乾燥時間が長い為、上面に雨染みが付着しずらいように親水状態にしています
コーティングしますと明らかに雨が降った翌日など汚れてないのが確認されます
最近のガラスコーティングはとにかく被膜を堅くする事で傷を入りずらくする方向だったのですが、
被膜をいくら堅くしても黒は小傷が入ってしまいます(当店は前から言っておりますが、、)
そこでSMCプロテクトコートは柔軟性を持たせることで小傷を入りずらくなるように設計されています
光沢度も従来のガラスコーティングが25%UPに対してSMCは35%ほど光沢度が上がっております。JIS K2396規定
2010年6月
完全乾燥まで100時間かかる事がわかりましたのでそれまでは洗車をまめにしていただいたほうがいいようです
2010年7月
現在、わかりました事ではボルボとジャガーの黒には合わないようですね。ウォータスポットが付着してしまうようです
塗装との相性があるようです。特にボルボとジャガーの黒は相性のいいコーティングがないですよね‥(^^;)
2010年10月
親水タイプではないのでマメに洗車(月2回ぐらい)をしていただかないと雨染みがつくかもしれません
撥水タイプよりはあきらかに付きにくいのですが…全くつかないとは言えないですね
屋根が無い場合は一ヶ月以上放置してしまうと駄目ですね。まあ他店全てのコーティングが放置してしまうと駄目なんですが。
当店はつい本音で書いてしまうのもあります
2010年12月
上面を親水にして、お渡しするようにする事で雨染みも付着しずらくなりました
横は滑水で流れ落ちる事で、洗車があまり出来ない方でも綺麗に乗られると思います
KING VEIL(コンビネーション)
新たにキングベールの取り扱いを始めました
当店での最上級コーティングです。撥水タイプで、全てのカラーにお勧めです
撥水と書いてありますが、水のかけ方で大きく変わります。例えばホースでノズルを取って水をかけると滑水となります
雨のようにシャワーでかけますと撥水となります
心配は撥水させることでの雨染みなんですが、かなり水分が速く蒸発する為、かなり付着しにくくなっております
一番最悪なパターンとしましては、雨が降り急激に晴れた場合です
実験段階では大丈夫でした
しかし、屋根が無い駐車場の場合や、花粉の時期となりますと少しずつ雨染みは付着します
毎週洗車して頂いてるお客様では大丈夫と確認されてます
塗装の柔らかさにもよると思いますが、黒のソリッドを買われるのであれば屋根付き駐車は絶対条件となりますね
屋根が無い場合は上面をコンビネーションコートにするのもお勧めです
上面が先に撥水力が落ちてしまうと思いますが、汚れは落ちると思います
マメに洗車をして頂けると撥水力もながく持続します
浸透タイプの撥水コーティングと比べると撥水が速く落ちます。1ヶ月洗車しませんと、落ちてしまいます
しかし、浸透タイプの撥水コーティングは雨染みが付着するのに対してキングベールは、付着しずらくなってます
2011.2月 実験してる車(最悪のスバルの黒)は2週間に一度程度しか洗車してませんが、今の所雨染みも付着してません
さすがに洗車して水分を吹き上げる時は、雨染みが跡が残ってるようにみえますが、乾くと付着してません
花粉の時期は、雨上がり後は仕事をさぼって洗車してください 笑)黒を乗る宿命です
どのカラーにも、どのメーカー塗装にもできるコーティングですし、実験してる感じではとてもいいコーティング剤ですね
他店で高額施行にも納得の性能だと思います。(高額の理由は当店より細かい汚れ、更なる鏡面処理をしてるからです)
※メンテナンスセットは当店では付属しておりません
他店では10万円以上の施行金額ですから、、さすがに当店の金額で付属するのは無理です 笑)
(1台分の施行液剤だけでも1万5千円しますし、封を開けるとガビガビになるので使いきらないといけなんです)
撥水メンテナンス剤が入ったプレミアムメンテナンスキットは別途8200円でご用意可能です
シャンプーやスポンジが入ったレギュラーメンテナンスキッドは別途4700円です
メンテナンスキッドは正直いらないと思います。普通の水洗い又はスポンジ・シャンプーでOKです
撥水をさせたい方などはウォータードロップ(撥水メンテナンス剤)のみ¥3500円で販売も可能です
2012、5月 う〜んよくわからないのですが、雨染みが少し付着する方とまったく付着しない場合があるんですよね。
たぶん、環境、塗装、水道水の成分などの差かもしれません。ホンダ車は駄目なケースが多いです
でも、あまり洗車をしてな方でも、付着してない方もいるので、よくわからないですよね......(^。^?)
そこでコンビネーションというコーティングも取り扱う事にしました
当店の実験でも、他店の評判などからも、雨染みが一番付着しないのがこのコンビネーションコーティングです
濃色車で青空駐車の場合などは、上面をコンビネーション、横面をキングベールの組み合わせがベストだと思います
詳しくは、お問い合わせください
写真が乱れてしまって申し訳ありません。
コーティングの
無機系 | 無機系+有機系 | 有機系 | ||||
ガラス系 | ケイ素系 | 樹脂系 | WAX系 | |||
PGグラスバリア プラチナ(ネオ) QMIグラスシーラント・クオーツ など |
PGリプレイス ブリス など | ペイントシーラント・ ポリマーシーラント |
固形WAX | |||
空気中の湿気分を吸収し、ガラス質化する成分を使用して塗装面に無機質のガラス性状皮膜を形成し、光沢、耐久性を形共にハイレベルなコーティング剤です | 石油系樹脂を含まないシロキサン樹脂(ケイ素系レジン)を主成分としてます | 石油系樹脂を主成分として、フッ素やシリコーン樹脂を塗装面に強力に定着させ、光沢と撥水性を与えます | 植物性ロウを主成分とした一番ベーシックな物 |
PG低撥水タイプ | PG超撥水タイプ | クオーツ系 | ガラスコーティング系 | 樹脂系 |
浸透性シラン +低撥水性シラン |
ケイ素系化合物 +石油系溶剤 |
ポリシラザン | シラン化合物 | シリコーンオイル +フッ素樹脂 |
浸透性・結合力の高いシランを使用して塗装面にガラス質の被膜を形成する商品。低撥水性シランの低防汚性能と経年変化で劣化が少ないことが特徴です | 浸透性・結合力の高いシランを使用して塗装面にガラス質の被膜を形成する商品。光沢性シランの深い光沢感と経年変化で劣化が少ないことが特徴です | ポリシラザンが空気中の水分と反応してシリカガラスに転化する性質を応用したものです。硬化後の表面は完全無機質な皮膜になるので酸化劣化しない。各メーカーの違いは、使用しているポリシラザンの濃度による膜厚の違いと推測される | シランを使用した硬化型コーティングタイプ。常温での完全硬化に時間がかかるが、硬化後は無機質な被膜となる。各メーカーの違いは、使用してるシランの種類と有効成分による硬度で差別化されてます。 | シリコーンの撥水とフッ素樹脂の防汚性を兼ね備えた商品。石油系樹脂とシリコーン・天然樹脂が多い為、光沢はあるが経年変化での皮膜が劣化しやすい。 |
簡単に特徴をまとめますと下の表のようになります。
5段階です
シールドワン | ネオ | プラチナ | PGグラス | コンビネーション | キングベール | 某5年保証 | |
艶 | 1 | 3 | 3 | 4 | 4 | 5 | 1 |
被膜厚 | 1 | 2 | 3 | 4 | 3 | 5 | 1 |
皮膜硬度 | 1 | 1 | 4 | 3 | ? | ? | 1 |
汚れ付着度 | 2 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 | 2 |
※WS付着度 | ◎ | ○ | × | △ | ◎ | ○ | ○ |
部分再施工性 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ○ | △ | ◎ |
お勧めカラー | 濃色車 | オールカラー | 淡色 | パール・シルバー | 濃色車 | 淡色車 | ? |
撥水性 | 親水 | 親水 | 親水 | 親水・撥水 | 撥水→親水 | 撥水 | ? |
肌触り感? | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | △ |
※WS=ウォータースポット
親水タイプでも施工当初は弱撥水状態になります。
お車の保管場所に屋根がある場合は、親水タイプでも弱撥水状態が数ヶ月以上続く事もあります
非常にわかりずらいと思うのですが、大きく分けますと下図のようになります
シールドワン | 一番金額が安く、親水性ですので濃色車向けです。もちろん明るい色に施工されても防汚処理になります。バンパーなどの防汚に少し弱い | ¥±0 |
プラチナガラスコート (シールドワンネオ) |
施工性が高いので一般的な金額よりも安くガラスコーティングが可能です。黒い樹脂部分にも施工可能。バンパーの防汚処理にも強い | +¥5,000 〜10,000 |
エシュロン (1043) |
施工性がかなり悪く、黒などには施工できません 皮膜硬度が硬いコーティング剤です |
+¥10,000 〜15,000 |
PGグラスバリア (低撥水、超撥水) |
液剤自体の金額が高いので部分の再施工が、かなり割高になります 艶に特化したガラスコーティングです |
+¥10,000 |
プロテクトコート | 黒に適したコーティングになりますソリッドにも適してます。 小傷が入りずらくなりますが、マメに洗車をして頂きたいコーティングです 艶感は一番すばらしいですが、雨染みが付着しやすいです |
+¥10,000 〜15,000 |
キングベール | 撥水タイプで水分の蒸発が早く汚れも付着しずらくなっております マメに洗車をしていただかないと撥水力が落ちてしまいます どのカラーにもお勧めの最上級コーティングです |
+¥10,000 〜20,000 |
コンビネーション | コンビネーションコーティングの特徴はガラス系コーティングなのに、雨染みが非常に付着しずらいのが特徴です。初期は撥水しますが、いずれ親水になります。明るい色合いはキングベールがお勧めですが、上面だけコンビネーションも、お勧めとなっています | +10,000 |
塗装の色やメーカーの純正塗装など各社相性がありますので、沢山の種類を用意してます。
それによりわかりずらいと思うのですが、詳しくはご相談ください
現在も、どの車、色でも完璧なコーティングを探し続けております
特に放置してしまうと、どんなコーティングでも駄目ですね・・・当店のコーティングだけではありませんが......